JP-8


JP-8は、JP-4 ジェット燃料の代わりとして使用するために、アメリカ合衆国で1990年に制定されたジェット燃料である。民間規格のJet-Aと類似した組成を持ち、JP-4よりも高い安全性を持つ。少なくとも2025年まで使用されると思われる。JP-8は、JP-4よりベンゼン(発癌物質)とn-ヘキサン(神経毒)が減らされている。
高い安全性から、近年では航空機用としてだけではなく、戦車や軍用車両のガスタービンエンジンやディーゼルエンジンの燃料としても使用されている。
規格
バリエーション
JP-8+100は、JP-8と比べて熱に対する安定性が華氏100度(摂氏56度)高い華氏425度(摂氏218度)となるように添加物を加えたバージョンである[1]。1994年に導入された。添加物は、界面活性剤・金属非活性化物・酸化防止剤をブレンドしたもので、コークスによるエンジン燃料系の汚れを軽減する。民間ではこの添加物が、KLMオランダ航空でも使用されている。
脚注
関連項目
外部リンク
- MIL-DTL-83133E technical specifications (includes JP-8) United States Defense Energy Support Center
- Current United States Department of Defense Fuel Prices