Mail.ru

概要
この分野ではロシア最大のサービスで、多くのロシア人および旧ソビエト連邦に属した国々でロシア語を使っている人々が、@mail.ruのドメイン名で電子メールを使用している。またポータルサイトとして、Googleやヤンデックスなどとの協力、あるいは独自にロシア最大の検索サービスのひとつも提供し、SNSではOdnoklassnikiおよびモイミールにもアクセスできる[1][2]。
1998年にユージン・ゴーランド (Eugene Goland) によってニューヨーク市に本部を持ち、ロシアやウクライナでもビジネスを展開するデータアートのスピンオフ事業として始められ、2001年からMail.ruの名称となった。
2021年10月に、自社サービスのSNSであるフコンタクテ(英語名:VKontakte、略称:VK)から名称を採り、VK Company Limitedへ社名を変更した[3]。
VK製アプリ「Max」の義務化
ロイターの報道によれば、ロシア政府は2025年9月1日からロシア国内で販売されるスマートフォンやタブレットを含むすべての端末に、VK社製のメッセージアプリ「Max (マックス) 」をプリインストールすることを義務付けた[4]。Android端末にはそれ以前から「Max」がプリインストールされ、ロシア国内向けアプリストア「ルストア」では、同日からすべてのApple端末にも「Max」がプリインストールされた[4]。ロシア内務省は、VK社が開発した「Max」は他社製品より安全と説明しているが、専門家の間からは「Max」には、高精度バックグラウンド位置追跡機能などユーザーのプライバシーを脅かす機能が備わっていると指摘されており、これはロシアのウクライナ侵攻を背景に、ロシア政府が国内のインターネット統制と国民監視を強化しようとしているものだとの批判がある[4]。
脚注
- ↑ “ロシアネット企業の巨人「Mail.ru」が独自サーチエンジン運用開始~Google利用を停止し、独自開発の重要性を主張”. Internet Watch. インプレス (2013年7月3日). 2025年9月1日閲覧。
- ↑ VK (ex. Mail.Ru Group) Crunchbase(英語)
- ↑ “Mail.ru Group сменит название на VK - ТАСС” (ロシア語). TACC. 2025年8月28日閲覧。
- 1 2 3 “ロシアで義務化されるメッセージアプリ、ユーザーの行動を常時監視”. Forbes JAPAN (2025年8月28日). 2025年8月28日閲覧。
関連項目
- ソーシャル・ネットワーキング・サービスの一覧
- フコンタクテ - VK社製SNS
- Odnoklassniki - フコンタクテと競合するロシアのSNS
- ヤンデックス - ロシアの検索エンジン・ポータルサイト運営企業
外部リンク
- Mail.ru(ロシア語)