Project K

『Project K』
KREVA の スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ヒップホップ / ラップ
レーベル ビクターエンタテインメント
KREVA アルバム 年表
  • Project K
  • (2025年)
『Project K』収録のシングル
  1. 「ラッセーラ」
    リリース: 2023年6月9日(配信)[1]
  2. 「Expert」
    リリース: 2023年9月8日(配信)[2]
  3. 「Forever Student」
    リリース: 2024年11月4日[3]
  4. 「No Limit」
    リリース: 2025年1月24日(配信)[4]

『Project K』(プロジェクト・ケイ)は、2025年2月19日に発売されたKREVAの10枚目のアルバム。

前作『LOOP END / LOOP START』から約3年半ぶりのアルバム[5]。2025年4月12日、本作のアナログ盤が発売された[6]。

本作の発売を記念し、ワンマンツアー『Project K Tour」が開催された[7]。

背景

トラックは一部を除きこれまでの制作通りたくさん作り、その中から本作にまとめたいと思うものを丁寧に選び、足りなかったら部分を他人に頼むという手法で行われた。今回はBACHLOGICが参加している。コンセプトは特になかったという[8]。全11曲が収録され、トータルタイム約30分となっているが、カットする等意図的に短くすることはなく、自然とそうなったという[9][10]。

本作の制作には生成AIが使用された楽曲が複数あり、もっといいものを出したいという時に求める偶発性、クリエイティビティを刺激してくれるものが生成AIで作り出すものにあり助けられたとKREVAが述べている[8]。

アルバムタイトルには配信シングルとしてもリリースされた"Forever Student"を起用する案もあったが、アルバム全体に散りばめようとしていたアイデアを全部「Forever Student」1曲に閉じ込めたこともあり、現在のものとなった[8]。

楽曲解説

  1. No Limit
    本作の先行配信シングル。トラック作成後すぐに歌詞を書いて、その流れでレコーディングが行われた[11]。
  2. ⼝から今、⼼。
    トラックはBACHLOGICによるもの。BACHLOGICにトラックを依頼したところ約150ほど送られてきて、1日かけて全部聴いて粗選び後、自分のアルバムに欲しいテイストと「口から今、心。」というテーマが歌えるトラックに絞りこみ、決定した[11]。KREVAが朝文章を書いていた際、“うなる”を漢字でどう書くかわからなくなり筆が止まり調べたら“口+今+心”で“唸る”になることに気付き、それがテーマとなった[12]。
  3. TradeMark
    ストリートダンスイベント「Shibuya StreetDance Week 2023」テーマソング[13]。制作当時ターンテーブルの調子が悪く、コントローラーのNATIVE INSTRUMENTS Traktor Kontrol S4でスクラッチした[11]。
  4. IWAOU
    元々使用していたギターリフのサンプルに尺八のサンプルを合わせた[11]。生成AIに「ジャンルはヒップホップで、これこれこういう感じで、オールドスクールラップ」と入れたら「I Break Free and Celebrate!」というワードが出てきて、サビはこれをテーマにした[14]。
  5. ラッセーラ
    笛は青森ねぶた祭で実際に使われている進行という種類のおはやしの笛が使われた。笛のフレーズは実際のプロの方に吹いてもらったものを使用した。実際のものは奇麗な音で録音されたものだったが、あえてプラグインで汚くし遠くで鳴らすような処理が施された[11]。
  6. Project K Interlude
    インタールード。生成AIをフル活用し自身でミックスを行った[11]。
  7. Knock
    楽曲中にはいろんな人のコーラスが入っているが、全て生成AIで作られたもの[9]。
  8. Forever Student
    どれだけ歳を重ねても新しく学ぶことがあれば、その瞬間生徒になるという意味がタイトルには込められている[3]。
  9. Expert
    BYD「ATTO 3」CMソング[15]。
  10. 次会う時
    2024年に死別した母親への想いを綴った楽曲[16]。
  11. New Phase
    生成AIでサンプルを作って、それをチョップ・アンド・フリップした[11]。

収録曲

CD
#タイトル作詞作曲時間
1.「No Limit」KREVAKREVA
2.「⼝から今、⼼。」KREVABACHLOGIC, KREVA
3.「TradeMark」KREVAKREVA
4.「IWAOU」KREVAKREVA
5.「ラッセーラ」KREVAKREVA
6.「Project K Interlude」 KREVA
7.「knock」KREVAKREVA
8.「Forever Student」KREVAKREVA
9.「Expert」KREVAKREVA
10.「次会う時」KREVAKREVA
11.「New Phase」KREVAKREVA

チャート

「Project K」(2025年)
チャート 最高順位 出典
オリコン 週間アルバムランキング 13 [17]
オリコン 週間デジタルアルバムランキング 4 [18]
オリコン 合算アルバムランキング 19 [19]
Billboard Japan Top Albums Sales 14 [20]
Billboard Japan Download Albums 3 [21]

脚注

出典

  1. ↑ “KREVA、新曲は青森ねぶた祭のお囃子を取り入れた「ラッセーラ」”. ニフティニュース (ニフティ株式会社). (2025年6月8日) 2026年1月1日閲覧。
  2. ↑ “KREVA、9月8日“クレバの日”に新曲「Expert」配信リリース”. Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツリンク). (2023年9月5日) 2026年1月1日閲覧。
  3. 1 2 “KREVA、ソロデビュー20周年第1弾、メモリアルイヤーをシンボリックに照らす楽曲「Forever Student」リリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2024年11月4日) 2025年1月1日閲覧。
  4. ↑ “KREVAが「いつ聴いてもカッコいいな」と自画自賛できる新曲配信、奇抜なファッションのMVも公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2025年1月24日) 2026年1月1日閲覧。
  5. ↑ “KREVA、ニューアルバム『Project K』2月リリース”. Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツリンク). (2024年12月20日) 2026年1月1日閲覧。
  6. ↑ “KREVA、最新アルバム『Project K』がクリア・ヴァイナル仕様のアナログ盤で登場”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2025年4月12日) 2026年1月1日閲覧。
  7. ↑ “KREVAのソロデビュー20周年ライブ「Project K Tour」映像化”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2025年7月18日) 2026年1月1日閲覧。
  8. 1 2 3 (インタビュアー:柴那典)「KREVA、『Project K』に凝縮された時代の必然性 AI技術を駆使した制作、環境の変化を経た今の心境に迫る」『Real Sound』、株式会社blueprint、1頁、2025年2月21日。2026年1月1日閲覧。
  9. 1 2 (インタビュアー:内田正樹)「KREVA「Project K」インタビュー|Dr.Kの真髄を見せる現在進行形サウンド」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、2025年2月19日。2026年1月1日閲覧。
  10. ↑ “KREVA、入魂の11曲収録の最新アルバム『Project K』CD&配信リリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2025年2月19日) 2026年1月1日閲覧。
  11. 1 2 3 4 5 6 7 (インタビュアー:Kanako Iida)「KREVA本人が新作『Project K』を全曲解説」『サンレコ』、株式会社リットーミュージック、1頁、2025年2月27日。2026年1月1日閲覧。
  12. ↑ (インタビュアー:柴那典)「KREVA、『Project K』に凝縮された時代の必然性 AI技術を駆使した制作、環境の変化を経た今の心境に迫る」『Real Sound』、株式会社blueprint、2頁、2025年2月21日。2026年1月1日閲覧。
  13. ↑ “KREVAの新曲「TradeMark」に合わせてTHE D SoraKiが踊る”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2023年11月3日) 2026年1月1日閲覧。
  14. ↑ (インタビュアー:内田正樹)「KREVA「Project K」インタビュー|Dr.Kの真髄を見せる現在進行形サウンド」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、2頁、2025年2月19日。2026年1月1日閲覧。
  15. ↑ “KREVA、最新曲「Expert」がSUV「BYD ATTO 3」のCMソングに決定”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2024年3月1日) 2025年1月1日閲覧。
  16. ↑ (インタビュアー:柴那典)「KREVA、『Project K』に凝縮された時代の必然性 AI技術を駆使した制作、環境の変化を経た今の心境に迫る」『Real Sound』、株式会社blueprint、3頁、2025年2月21日。2026年1月1日閲覧。
  17. ↑ “Project K | KREVA”. ORICON NEWS. 2026年1月1日閲覧。
  18. ↑ “オリコン週間 デジタルアルバムランキング 2025年02月17日~2025年02月23日”. ORICON NEWS. 2026年1月1日閲覧。
  19. ↑ “オリコン週間 合算アルバムランキング 2025年02月17日~2025年02月23日”. ORICON NEWS. 2026年1月1日閲覧。
  20. ↑ “Billboard Japan Top Albums Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 2026年1月1日閲覧。
  21. ↑ “【ビルボード】ONE OK ROCK『DETOX』が自身3作目となるDLアルバム首位、緑黄色社会『Channel U』が続く”. Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツ). (2025年2月27日) 2025年1月1日閲覧。