SONY ESPRIT
SONY ESPRIT(ソニー エスプリ)は、ソニー(現・ソニーグループ)の高級オーディオ専門ブランドである。
製品は1977年に順次販売を開始したが、1980年以降「80 series」を「ESPRIT」と改めて販売する方針となった。そのため「80 series」の本体には「ESPRIT」の表記はなく、1980年以降の各カタログで「ESPRIT」ブランドの表記が始まっている。
生産はすべて日本国内の工場で手作業で行われ、一台ごとに特性を測定し販売時に添付するなど、採算を度外視したモデルが多い。当時は日本国内でトップクラスの技術力を保持しており、国内のオーディオ技術の水準を大きく引き上げることに貢献した。特にAPMスピーカー(平面振動板を採用したスピーカー)の開発で知られた。しかし、当時としては価格が高すぎて販売は伸び悩み、コンセプトはRシリーズに受け継がれ、「ESPRIT」の名称は PRO pixy ESPRIT MHC-J970EX に引き継がれた。
なお、1965年からラインナップに存在する単品コンポーネントのESシリーズはこれが語源ではなく、"Extremely high Standard"の頭文字を取って"ES"としている。
製品本体にESPRITロゴの表記が確認されているもの
- TA-E900 (ステレオプリアンプ) 600,000円
- TA-E901 (ステレオプリアンプ) 250,000円
- SE-P900 (ステレオアコースティックイコライザー) 200,000円
- TA-D900 (エレクトロニッククロスオーバーネットワーク) 240,000円
- TA-N900 (モノラルパワーアンプ) 1台 250,000円
- TA-N901 (ステレオパワーアンプ) 350,000円
- TA-N902 (ステレオパワーアンプ) 280,000円
- APM-8 (4Way アキュレートピストニックモーションスピーカーシステム) 1台 1,000,000円
- APM-6 MONITOR (2Way アキュレートピストニックモーションスピーカーシステム) 1台 500,000円
- APM-4 (3Way アキュレートピストニックモーションスピーカーシステム) 1台 270,000円
- FW-90 (サウンドベース) 1台 15,000円
製品本体にESPRITロゴの表記が無く、ESPRIT総合カタログ[1]に載っているもの
- PS-X9 (インテグレーテッド プレーヤーシステム) 380,000円
- ST-J88 (FM専用チューナー)160,000円
- TA-N86 (ステレオパワーアンプ) 90,000円
- SS-G9 (4ウェイ スピーカーシステム) 1台 288,000円
- WS-6M (APM-6用スピーカースタンド)価格表記無し
- TAC-91 (ウッドケース) 30,000円
- TAC-90 (ウッドケース) 30,000円
- RK-900 (スピーカーコード) 100m巻 50,000円
製品本体にESPRITロゴの表記が無く、ESPRIT総合カタログにも載っていないが、
ソニーの各カタログで「ESPRIT」ブランドのページに載っているもの
- TA-E88 (ステレオプリアンプ) 200,000円[2]
- TA-E86 (ステレオプリアンプ) 90,000円[3]
- TA-N9 (モノラルパワーアンプ) 1台 350,000円[4]
- PS-B80 (クォーツロックD.D.フルオートプレーヤーシステム) 200,000円[5]
- TC-K88 (ステレオコンパクトカセットデッキ) 158,000円[6]
以下は、アンプ/チューナー総合カタログ(昭和54(西暦1979)年10月)に、「80 series」の表記でTA-E88,TA-E86,TA-N86,ST-J88と共に載っている。
- TA-D88 (エレクトロニッククロスオーバーネットワーク)130,000円
- TA-N88 (ステレオパワーアンプ) 180,000円
この2機種は、後継機種(900シリーズ)への移行が進み販売を終了していたため、(製品本体にESPRITロゴの表記が無く、ESPRIT総合カタログに載っておらず、)ソニーの各カタログで「ESPRIT」ブランドのページにも載っていない。
脚注
- ↑ “ESPRIT総合カタログ(1982年6月)”. ソニー坊やと呼ばれた男 (2021年11月2日). 2026年6月1日閲覧。
- ↑ “アンプ/チューナー総合カタログ(1981年5月)”. ソニー坊やと呼ばれた男 (2021年11月2日). 2026年6月1日閲覧。
- ↑ “アンプ/チューナー総合カタログ(1981年5月)”. ソニー坊やと呼ばれた男 (2021年11月2日). 2026年6月1日閲覧。
- ↑ “アンプ/チューナー総合カタログ(1981年5月)”. ソニー坊やと呼ばれた男 (2021年11月2日). 2026年6月1日閲覧。
- ↑ “プレーヤーシステム総合カタログ(1981年5月)”. ソニー坊やと呼ばれた男 (2021年11月2日). 2026年6月1日閲覧。
- ↑ “カセットデッキ総合カタログ(1981年1月)”. ソニー坊やと呼ばれた男 (2021年11月2日). 2026年6月1日閲覧。
関連項目
- Rシリーズ
- pixy