Steve Jobs Theater

Apple ParkにあるSteve Jobs Theater外観。
2018年2月のApple ParkにおけるSteve Jobs Theaterの外観

Steve Jobs Theater(スティーブ・ジョブズ・シアター)は、カリフォルニア州クパチーノのApple Park内にある地下の講堂複合施設である。Appleの共同創業者であり元CEOであるスティーブ・ジョブズにちなんで命名され、Apple Park内でも最も高い場所の1つに位置する丘の上に建っている。この講堂はAppleの製品発表会や報道関係者向けのイベントに使用され、1,000人を収容できる。

建築

このシアターには高さ42フィート(13メートル)のガラス製エレベーターがあり、下層階から上層ロビー階まで171度回転する構造になっている。このエレベーターは化学的に強化されたガラスで作られており、世界で最も高い自立型ガラスエレベーターとされている[1]。回転機構を持つため、ドアは1つのみである。

ロビーは44枚の同一の炭素繊維強化プラスチック製放射状パネルで構成されたレンズ形の屋根を持ち、総重量は80.7トン(73.2メートルトン)に達する。この屋根は高さ22フィート(6.6メートル)、直径135フィート(41.1メートル)のガラスシリンダーの上に載っている[2]。支柱は一切使用されていない。電気配管やスプリンクラーパイプなどの配線・配管類は、曲面ガラスパネル間のシリコーン継ぎ目の中に収められている。

歴史

2013年10月15日、クパチーノ市議会は6時間にわたる審議の末、Appleの新キャンパス計画を全会一致で承認した[3]。その直後、建設準備のための解体作業が開始された。

2017年2月22日、Appleはキャンパスの正式名称を「Apple Park」、講堂の名称を「Steve Jobs Theater」と発表した[4]。

2017年9月12日、Appleは「Let's meet at our place」というイベントで、完成したこのシアターを初めて公開した。このイベントでApple Watch Series 3、Apple TV 4K、iPhone 8および8 Plus、iPhone Xが発表された[5]。

カリフォルニア州クパチーノのApple ParkにあるSteve Jobs Theaterの講堂のパノラマ。シアターで初めて開催されたAppleの株主総会開始前に撮影された。

脚注

出典

  1. ↑ “Steve Jobs Theater - Eckersley O'Callaghan” (英語). 2024年8月26日閲覧。
  2. ↑ “Steve Jobs Theater | Foster + Partners” (英語). www.fosterandpartners.com. 2022年1月30日閲覧。
  3. ↑ “Apple Park | City of Cupertino, CA”. www.cupertino.org. 2022年1月30日閲覧。
  4. ↑ “Apple Park Opens to Employees in April” (英語). apple.com. 2022年1月30日閲覧。
  5. ↑ “Apple's iPhone 8 event is happening on September 12th” (英語). theverge.com (2017年8月31日). 2022年1月30日閲覧。

座標: 北緯37度19分51秒 西経122度00分27秒 / 北緯37.3308度 西経122.0074度 / 37.3308; -122.0074