Clam AntiVirus

Clam AntiVirus
Clam AntiVirusのインターフェース
開発元 Tomasz Kojm
初版 2002年5月8日 (2002-05-08)[1]
最新版 1.4.3 - 2025年6月18日 (2025-06-18)[2] [±]
最新評価版
1.5.0-rc[3] ウィキデータを編集 / 20 August 2025
リポジトリ
対応OS Linux / BSD / macOS / AIX / HP-UX / Solaris Windows等
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 アンチウイルスソフトウェア
ライセンス GNU General Public License
公式サイト www.clamav.net/

Clam AntiVirus (クラム・アンチウイルス 略称: ClamAV)とは、オープンソース (GPL) で提供されているクロスプラットフォームのCUIアンチウイルスソフトウェアである。

Clam AntiVirusの開発プロジェクトでは、メールゲートウェイで電子メールのウイルススキャンを行うことを開発目標の主眼としている[4]。当初UNIX用として開発され、その後AIX, BSD, HP-UX, Linux, OpenVMS, macOS, OSF及びSolaris、Windowsに移植されている。

主にメールサーバにおけるサーバサイドにおけるE-mailウイルススキャンの分野で広く利用されている。 従来より常駐監視機能(オンアクセススキャン)が標準実装されていなかったため、常駐監視としてはDazuko+Clamukoを利用したりcrondのジョブとしてフルスキャンを実施する方法が一般的だった。

しかし、2013年9月19日にリリースされた Ver.0.98 からはfanotifyを用いた監視機能が実装されたため、2.6.36 以降のLinux等ではDazukoモジュールを用いなくても任意のフォルダの常駐監視が可能となった。

その他、macOS 版の ClamXav では ClamXav Sentry を常駐させる事ができ、任意のフォルダなどを監視させる事が可能である。また、Mac OS X Server 10.4 Tiger 以降には ClamAV が標準で含まれている。 その他、常駐保護機能を持つものとして「ClamAV for Windows」や「MoonSecureAV」などの派生版がある。

機能

ClamAVには次に示すような3種類のユーティリティが含まれる。コマンドライン版スキャンツール (clamscan)、データベース アップデートツール (freshclam)、マルチスレッドで実行可能なデーモン (clamd) である。また、sendmailのメールフィルタリング拡張コンポーネント機能を持っており、オンデマンドのスキャンを行える。さらに、ZIPやtar、gzipといった圧縮ファイルや、Microsoft Officeで作成されたファイルやPDFファイルもスキャンすることが出来る。

ウイルスデータベースは、最大1日数回アップデートされ、2011年7月20日現在では1,000,066 件のウイルスパターンを保有している。[5]

グラフィカルインターフェース (GUI)

Linux

  • ClamTk − gtk2-perlアプリケーション。RHELやCentOSでは ClamTk 公式サイトにて最新版のRPMパッケージが公開されている。
  • ClamAV - RHEL や CentOS ではソースコードでインストールする必要がある。FedoraではLivnaリポジトリにrpmパッケージが公開されている場合がある。

Windows

ClamWin(2021年更新停止、32bitのみ)

  • 補助ツールである Clam Sentinel をインストールすることで、常駐化が可能。

EG_ClamNet_Antivirus[6]

macOS

  • ClamXav

関連項目

脚注

  1. ↑ https://blog.clamav.net/2022/05/celebrating-20-years-of-clamav.html
  2. ↑ “ClamAV 1.4.3 and 1.0.9 security patch versions published”. 2025年7月7日閲覧。
  3. ↑ Val Snyder (20 August 2025). “ClamAV 1.5.0 release candidate now available!”. 2025年8月21日閲覧.
  4. ↑ “about us”. clamav.net. 2010年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月13日閲覧。
  5. ↑ 開発元ホームページ https://www.clamav.net/ にて確認
  6. ↑ https://sourceforge.net/projects/eg-clamnet-antivirus/