musl

musl
作者 Rich Felker (dalias) など
初版 2011年2月11日 (2011-02-11)[1]
最新版
1.2.5 / 2024年2月29日 (2024-02-29)[1]
リポジトリ
対応OS Linux 2.6以降
プラットフォーム [3]
種別 標準Cライブラリ
ライセンス MITライセンス
公式サイト musl.libc.org

musl (マッスル) は、MITライセンスでリリースされているLinuxカーネルに基づいたオペレーティングシステム向けの標準Cライブラリである[4]。 クリーンで、効率的で、標準に準拠した標準Cライブラリの実装を目標として、Rich Felkerによって開発された[5]。

概要

musl は、効率的な静的リンクを可能にし、レースコンディションやリソースの枯渇による内部障害など、既存の実装に見られる様々なワーストケースを回避して、実時間品質の堅牢性を持つようにゼロから設計されている[6]。 動的ランタイムは単一のファイルで、安定したABIによりレースフリーのアップデートが可能である。 また、静的リンクのサポートにより、アプリケーションは大きなサイズオーバーヘッドなしに単一のポータブルバイナリとして提供できる。

POSIX:2008とC99準拠であるとしている[7]。 Linux、BSD、glibcの非標準な関数も実装されている。

muslを標準Cライブラリとして使用できるLinuxディストリビューションにはAlpine Linux、Dragora GNU/Linux-Libre、Gentoo Linux、Sabotage[8]、Morpheus Linux[9]及びVoid Linuxなどがある。 glibcにリンクされているバイナリの場合、gcompat[10]を使用することでmuslベースのディストリビューションで実行できる。

脚注

  1. 1 2 “musl libc Release History”. musl.libc.org. 2024年9月30日閲覧。
  2. ↑ ハードウェアによる、浮動小数点数演算機能が必須。
  3. ↑ “musl 1.1.24 (Draft) Reference Manual”. musl.libc.org (2020年2月5日). 2022年7月11日閲覧。
  4. ↑ “COPYRIGHT”. git.musl-libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  5. ↑ “About musl”. musl.libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  6. ↑ “Introduction to musl”. musl-libc.org. 2022年7月12日閲覧。
  7. ↑ “Compatibility”. wiki.musl-libc.org. 2020年7月1日閲覧。
  8. ↑ README.md - GitHub
  9. ↑ “Morpheus Linux”. morpheus.2f30.org. 2014年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月1日閲覧。
  10. ↑ “gcompat”. code.foxkit.us. 2020年7月1日閲覧。

関連項目

外部リンク