字形
筆記体
ジュッターリーン体
Vの下部を丸めた形であり、下半円の両端から上にまっすぐ直線をのばした形である。小文字や大文字の筆記体では、右の直線を下にも延ばして、ベースライン に達する。その手前で右に曲がることがある。フラクトゥール は
U
u
{\displaystyle {\mathfrak {U\ u}}}
。フラクトゥールの筆記体では、小文字の下部をとがらせるため、区別のためにŭのように上に下半円を書く。
音素
この文字が表す音素は、おおむね円唇後舌狭母音 /u/ ないしその類似音である。しかしながら、稀に単独の子音を表す場合もある。
フランス語、オランダ語では唇を丸めてイと発音する音/y/ (円唇前舌狭母音 、ドイツ語のü とほぼ同じ)。フランス語は発音する母音の前ではその半母音/ ɥ /( IPA ) = / H /( X-SAMPA ) である。/u/ を表すには、フランス語はou , オランダ語はoe と表記する。フランス語の正書法に近づけた発音表記では、IPA の [y] をあらわすことがある。そのとき、IPA の [u] は /ɯ/ であらわされる。
フランス語・イタリア語・スペイン語では、[w] は/u/ の異音である。
英語では大母音推移 の結果、強勢(アクセント )が置かれる場合、長母音では「ユー」、短母音では鋭い「ア」(やや前進した非円唇後舌広半母音 )となる。ただし後者は、読みにくさをさけるためにo と書かれるようになったものがある。唇音 の直後では円唇後舌広め狭母音 で読まれることが多い。また、まれに「イ」と読まれる。語末には出現しない。
日本語 のローマ字 表記では、訓令式 、ヘボン式 共にウ段 の母音に使われる。
朝鮮語 のローマ字表記の文化観光部2000年式 では、母音ㅜ を示す。また、ㅡ 、ㅠ 、ㅢ もeu ,yu ,u iとuを含む綴りとなる。但し、人名や企業名等ではこの表記法に従わずㅓ 、ㅕ をu,yuで表していることもある。(例:삼성 →Samsung)
中国語 の漢語拼音 では、介音 /u/ を含む韻母の表記に使われる。ただし、声母(頭子音)が付かない場合は、wになる。「五」「烏」など主母音、尾音無しで介音 /u/ のみの場合、発音は /u/ であり、半母音 /w/ が発音されるわけではないが、wu と表記する。そのためuで始まることは無い。
ドイツ語 ではq の後ろのuがw と同じ [v] (有声唇歯摩擦音 )を表す。
U の意味
小文字
10−6 倍のSI接頭語 μ(マイクロ )の代用字。
ジム・ブロワーズによる非SI接頭語 ウント (unto )。10−36 。
冪単根基 (unipotent radical ) 。
u
=
1
3
{\displaystyle u={\sqrt[{3}]{1}}}
など。
北海道旅客鉄道 のuシート 専用車両の副記号
統一原子質量単位 (unified atomic mass unit )。質量の単位。
符号位置
大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
U
U+0055
1-3-53
& #x55;& #85;
u
U+0075
1-3-85
& #x75;& #117;
U
U+FF35
1-3-53
& #xFF35;& #65333;
u
U+FF55
1-3-85
& #xFF55;& #65365;
全角
Ⓤ
U+24CA
‐
& #x24CA;& #9418;
ⓤ
U+24E4
1-12-53
& #x24E4;& #9444;
丸囲み
🄤 ︎
U+1F124
‐
& #x1F124;& #127268;
⒰
U+24B0
‐
& #x24B0;& #9392;
括弧付き
𝐔
U+1D414
‐
& #x1D414;& #119828;
𝐮
U+1D42E
‐
& #x1D42E;& #119854;
太字
ダイアクリティカルマーク付き文字
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