Elevator Girl

「Elevator Girl」
BABYMETAL の シングル
初出アルバム『METAL GALAXY』
リリース
規格 デジタル・ダウンロード、ストリーミング
ジャンル J-POP、ヘヴィメタル
時間
レーベル BMD FOX RECORDS(TOY'S FACTORY)
作詞・作曲 作詞・作曲:RYU-METAL
編曲:MEGMETAL
プロデュース KOBAMETAL
チャート最高順位
BABYMETAL シングル 年表
Starlight
(2018年)
Elevator Girl
(2019年)
PA PA YA!! (feat. F.HERO)
(2019年)

「Elevator Girl」(エレベーター・ガール)は、BABYMETALの配信シングル。2019年5月10日にBMD FOX RECORDS(TOY'S FACTORY)から発売された。

概要

当楽曲は、2019年の9月からアメリカで開催の「BABYMETAL US TOUR 2019」の発表に合わせてリリースされた[5]。リリース前からライブでは既に披露されており、楽曲全体のテーマとして「人生の浮き沈みや勝負においての勝ち負け」をエレベーターに例えて表現している[6]。

なお、英語バージョンも存在しており、2019年10月11日に発売された3rdアルバム『METAL GALAXY』の日本国外盤に収録されている[7]。

音楽性

サウンドには、Aメロでのドラムンベースとジャズピアノ、サビでのオートチューン風ボーカルエフェクトなど「非メタル」な要素を盛りこみ、歌詞では《地下2000階/真っ逆さま/火あぶり針地獄のフロアです/だからいつも命がけ》といった、BABYMETALがSU-METALとMOAMETALの2人組となった、新体制の現在地を歌っているとも受け取れる楽曲になっている[8]。

批評

  • ジャズピアニストの西山瞳は、音楽レビューサイト『Mikiki』で「ほんの少し大人の声になったSU-METALが聴ける」とした上で、楽曲の長さは極めて短いが、構成パーツを最小限に抑えつつ「BABYMETALの魅力を凝縮」した完成度の高さが際立つことや、少ない要素と短い時間の中で「短距離走のような」勢いと効果的な展開を実現しており、Aメロの微妙なブルー・ノート・スケールやメロディの表情変化、《Hey Lady〜》の3つの異なるパターンが、それぞれ異なる印象を与える点が巧みと解析している[9]。
  • 音楽ライターのジョー・ディヴィータは、米HR/HMオンラインマガジン『ラウドワイヤー』で「速いビートと繊細でミニマルなピアノの断片、そして電子音の狂乱的な性質を包み込むような金属的な歪みが交互に現れる。(中略)強烈なリズム感が特徴の楽曲」と評している[10]。
  • 音楽ライターの高橋智樹は、音楽情報サイト『rockin'on.com』で、歌詞の文言について「《次は地獄に止まります》、《だからいつも命がけ》といった熾烈な言葉」が登場するとしながらも「『METAL RESISTANCE』(2ndアルバム)の先に描いた「メタル発・異ジャンルの銀河への旅」の狼煙とも言うべきアッパーな楽曲。」と紹介している[11]。

チャート成績

日本では、オリコンチャートにおいて、2019年5月20日付の週間デジタルシングル(単曲)ランキングで13位となり、8,414ダウンロードを記録した[1]ほか、5月27日付のBillboard Japanでは、Download Songsで9位[3]、Hot 100で38位[2]を記録した。

またアメリカでは、ビルボードの5月25日付のワールド・デジタル・ソング・セールスで4位を記録した[4]。

ミュージック・ビデオ

2019年8月17日に、当楽曲の英語バージョンのミュージック・ビデオ(以下MV)が公開された[12]。このMVは、同年9月から始まるアメリカツアーの開催を記念して製作されており[12]、内容は、同年7月に開催されたポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)公演のライブ映像に、特殊効果を加えたものとなっている[13]。

出典

  1. 1 2 “オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2019年05月06日~2019年05月12日 11~20位”. ORICON NEWS. オリコン株式会社. 2019年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年2月8日閲覧。
  2. 1 2 “Billboard Japan Hot 100│Charts│Billboard JAPAN (2019/05/27 付け)”. Billboard JAPAN. 株式会社阪神コンテンツリンク. 2026年2月8日閲覧。
  3. 1 2 “Billboard Japan Top Download Songs│Charts│Billboard JAPAN (2019/05/27 付け)”. Billboard JAPAN. 株式会社阪神コンテンツリンク. 2026年2月8日閲覧。
  4. 1 2 “Babymetal Elevator Girl Chart History│World Digital Song Sales” (英語). ビルボード. 2019年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年2月8日閲覧。
  5. ↑ “BABYMETAL、9月からアメリカツアーへ フェス1本含む全20公演発表”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2019年5月10日) 2019年7月29日閲覧。
  6. ↑ カネコシュウヘイ (2019年6月1日). “BABYMETAL「Elevator Girl」はなぜ聴き込みたくなる? “変化球”的かつ試金石になりうる一曲に”. リアルサウンド (株式会社blueprint) 2019年7月29日閲覧。
  7. ↑ Whitney Shoemaker (2019年8月9日). “BABYMETAL unveil tracklist, guest vocalists for ‘METAL GALAXY’ album” (英語). オルタナティヴ・プレス (Alternative Press,Inc.) 2019年8月19日閲覧。
  8. ↑ 高橋智樹 (2019年6月7日). “前人未到のポップの凄味-『Elevator Girl』BABYMETAL│ 邦楽 CD/EP新譜レビュー”. rockin'on.com (株式会社ロッキング・オン) 2019年7月29日閲覧。
  9. ↑ 西山瞳 (2019年5月28日). “BABYMETAL“Elevator Girl” 西山瞳が解析、BABYMETALの魅力を凝縮した最新曲”. Mikiki. タワーレコード株式会社. 2026年1月18日閲覧。
  10. ↑ ジョー・ディヴィータ (2019年5月10日). “Babymetal Release New Song 'Elevator Girl'” (英語). ラウドワイヤー. タウンスクエア・メディア. 2026年2月8日閲覧。
  11. ↑ 高橋智樹 (2019年10月24日). “【10リスト】BABYMETAL、一生聴き続けられる名曲10はこれだ!”. rockin'on.com. 株式会社ロッキング・オン. 2026年1月18日閲覧。
  12. 1 2 “BABYMETAL「Elevator Girl」英語バージョンのライブMV公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年8月17日) 2019年8月19日閲覧。
  13. ↑ Rhian Daly (2019年8月16日). “Watch Babymetal’s special effects-filled new video for ‘Elevator Girl (English Version)’” (英語). NME (IPC Media (Time Inc.)) 2019年8月19日閲覧。

外部リンク