Road of Resistance

「Road of Resistance」
BABYMETAL の シングル
初出アルバム『LIVE AT BUDOKAN 〜RED NIGHT〜(初回盤)』
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP、ヘヴィメタル
時間
レーベル BMD FOX RECORDS(TOY'S FACTORY)
作詞・作曲 作詞:KITSUNE of METAL GOD、MK-METAL、KxBxMETAL
作曲:Mish-Mosh、NORiMETAL、KYT-METAL
編曲:教頭
プロデュース KOBAMETAL
チャート最高順位
BABYMETAL シングル 年表
メギツネ
(2013年)
Road of Resistance
(2015年)
ギミチョコ!!
(2015年)
ライブミュージックビデオ
BABYMETAL - Road of Resistance - Live in Japan - (OFFICIAL) - YouTube

「Road of Resistance」(ロード・オブ・レジスタンス)は、BABYMETALの配信シングル。2015年2月1日にBMD FOX RECORDS(TOY'S FACTORY)から発売された[2][3][4][5]。

概要、リリース

当楽曲は、2014年11月8日に「BABYMETAL BACK TO THE USA/UK TOUR 2014」の一環として行なわれた、イギリスのO2アカデミー・ブリクストン公演にて初披露された[6]。

その後、2015年1月7日に発売されたライブアルバム『LIVE AT BUDOKAN 〜RED NIGHT〜』の初回限定盤に、特典のミュージック・カードとして封入され[注 1]、2015年2月1日に配信シングルとしてリリースされた[7]。

また、スタジオアルバムでは、欧米で2015年5月・6月に発売された1stアルバム『BABYMETAL』のEU盤・US盤にボーナストラックとして追加収録された[8]ほか、2016年4月発売の2ndアルバム『METAL RESISTANCE』にオープニングトラックとして収録されている[9]。

録音、制作、音楽性

楽曲に参加したドラゴンフォースのハーマン・リ(左)とサム・トットマン(右)。

当楽曲には、ドラゴンフォースのギタリストであるサム・トットマンとハーマン・リがレコーディングに参加している[10]ほか、ディサルモニア・ムンディのエットレ・リゴッティがミックスとマスタリングを担当している[11]。BABYMETALとしては史上最速のメロディックスピードメタルチューンで、これまでとこれからの活動についてを歌った、アンセム的な楽曲となっている[12]。

サム・トットマンによると、レコーディングの時点で自分達がステージで演奏する事を全く想定していなかった為、意図的にギター・パートの難易度を上げたが、2015年6月に行われた英メタル音楽アワード「メタル・ハマー・ゴールデン・ゴッズ・アワード 2015 セレモニー」での共演が決まったため、猛練習するはめになったという[13]。

なお、ドラム・パートについても難易度が高く設定されており、高速ツーバスやブラストビートといったメタルでは定番のフレーズに加え、細かいフット・ワークなどのメタルコア的なフレーズも登場する[14]。

批評

  • 音楽ライターの高橋智樹は、音楽情報サイト『rockin'on.com』(2019年)にて「「世界中のメタルのサブジャンル探訪」的な発展を見せた2ndアルバム『METAL RESISTANCE』を象徴する激烈メロディックスピードメタルな一曲。《明日の君に歌うよ/さあ、時は来た/Go for Resistance!》と「その先」への決意を高らかに掲げる歌」と述べている[15]。
  • 音楽ライターのサム・ロウは、英ロック専門誌『ケラング!』(2021年)にて「ドラゴンフォースとBABYMETALのコラボがいつか実現するのは必然に思えた。(中略)頭蓋骨を揺さぶるテンポ。フレットを燃やすようなソロ。笑えるほど壮大で、100%真剣な「自分を信じろ」という歌詞。狐の天国で結ばれたこの組み合わせが、今後さらに再燃するのを待ちきれない。」と評している[16]。
  • 音楽ライターのダニー・リーバースは、英メタル専門誌『メタル・ハマー』(2023年)で「ドラゴンフォースとの共演はパワーメタルのレベルを一段階上げ、テンポを加速させることは確実だったが、フレットワークがこれほどまでに狂気じみた速さになるとは誰も予想していなかった。」と語っている[17]。
  • 音楽ライターの森朋之は、ウェブサイト『THE FIRST TIMES』(2023年)で、「攻撃的なバンドサウンド、エモーショナルな歌声、BABYMETALの軌跡と繋がるリリックがぶつかり合うこの曲は、彼女たちのコンセプトと直結したアンセムのひとつだ」と紹介している[18]。
称賛/栄誉
  • 米HR/HMオンラインマガジン『ラウドワイヤー』の「2015年ベストメタルソング20」と特集した記事で14番目に選ばれた[19][20]。
  • 英『メタル・ハマー』の「21世紀を代表するメタル名曲100選」と特集した記事で29番目に選ばれた[21]。

ミュージック・ビデオ

YouTube上のBABYMETAL公式チャンネルで、イギリスのO2アカデミー・ブリクストン公演(2014年11月)にて、初披露された際の映像を中心としたトレーラーが2015年1月5日に公開[22]された後、さいたまスーパーアリーナ公演「BABYMETAL LEGEND "2015" 〜新春キツネ祭り〜」(2015年1月)での、ライブの模様を収めたライブ・ミュージック・ビデオが同年5月7日に公開[23]されており、いずれもINNI VISIONが映像監督を務めている[24][25]。

ライブ・パフォーマンス

パフォーマンスの様子(2014年)

ライブでパフォーマンスされる際には終盤で披露されることが多く[18]、メンバー3人が前奏に合わせ、背中に回したフラッグを掲げてゆっくりとステージに登場[9]し、楽曲の冒頭でSU-METALがウォール・オブ・デスを促したり[18]、曲中では拳を突き上げて「Wow wow」と観客とシンガロングする[26]一幕がある。

脚注

注釈

  1. ↑ 配信版ではボーナストラックとして収録。

出典

  1. ↑ “Babymetal Road Of Resistance Chart History│World Digital Song Sales” (英語). ビルボード. 2019年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月24日閲覧。
  2. ↑ “BABYMETAL | TOY'S FACTORY”. TOY'S FACTORY. 2015年6月3日閲覧。
  3. ↑ “BABYMETAL、新曲「Road of Resistance」の試聴トレーラー動画を公開”. Musicman-NET (エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社). (2015年1月5日) 2015年6月3日閲覧。
  4. ↑ “BABYMETAL新曲「Road of Resistance」の試聴トレーラーが公開”. CDJournal (株式会社音楽出版社). (2015年1月6日) 2015年6月3日閲覧。
  5. ↑ “【海外反応】BABYMETALの新曲、海外ファンは「ヘドバンが止まらない!」「それ!俺のタトゥーだから!」”. E-TALENTBANK (株式会社イータレントバンク). (2015年1月9日) 2015年6月3日閲覧。
  6. ↑ “BABYMETAL、新曲「Road of Resistance」トレイラー公開”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年1月5日) 2015年6月3日閲覧。
  7. ↑ “BABYMETAL、レコーディングにDRAGONFORCEのギタリストSam TotmanとHerman Liを迎えた新曲「Road of Resistance」が配信スタート!”. 激ロック (激ロックエンタテインメント株式会社). (2015年2月3日) 2015年6月4日閲覧。
  8. ↑ “BABYMETAL、1stアルバムにボートラ加えたEU&US盤リリース”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年4月9日) 2015年6月4日閲覧。
  9. 1 2 桂伸也 (2016年4月7日). “世界を席巻するBABYMETAL、その存在の意味”. Qetic. Qetic株式会社. 2026年1月17日閲覧。
  10. ↑ “BABYMETAL、新曲試聴映像公開 ドラゴンフォースのギタリスト2人参加”. ORICON STYLE (オリコン株式会社). (2015年1月5日) 2015年6月3日閲覧。
  11. ↑ 米沢彰. “DISARMONIA MUNDI│激ロック インタビュー”. 激ロック. 激ロックエンタテインメント株式会社. 2015年8月5日閲覧。
  12. ↑ “BABYMETAL、DRAGONFORCE サム・トットマン&ハーマン・リ参加の新曲「Road of Resistance」試聴動画公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2015年1月5日) 2015年6月3日閲覧。
  13. ↑ YOUNG GUITAR 2016年5月号(シンコーミュージック・エンタテイメント)13p
  14. ↑ 響(摩天楼オペラ)「Anatomy of Drumming feat. 響[摩天楼オペラ]#6 〜 BABYMETAL「Road of Resistance」」『ドラマガWeb』株式会社リットーミュージック、2021年9月26日。2026年1月17日閲覧。
  15. ↑ 高橋智樹「【10リスト】BABYMETAL、一生聴き続けられる名曲10はこれだ!」『rockin'on.com』株式会社ロッキング・オン、2019年10月24日。2026年1月17日閲覧。
  16. ↑ サム・ロウ (2021年5月21日). “The 20 greatest BABYMETAL songs – ranked” (英語). ケラング!. 株式会社ウェイステッド・タレント. 2026年1月17日閲覧。
  17. ↑ ダニー・リーバース (2023年2月28日). “The 20 best Babymetal songs ever - as voted for by you” (英語). メタル・ハマー. 株式会社フューチャー. 2026年1月17日閲覧。
  18. 1 2 3 森朋之 (2023年3月10日). “BABYMETALとは?ライブ復活、『THE FIRST TAKE』出演に沸く、彼女たちの歩み”. THE FIRST TIMES. 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ. 2026年1月17日閲覧。
  19. ↑ “BABYMETALの「Road of Resistance」、米音楽誌の2015年ベストメタルソング20に”. Japan Wide (Japanwide Inc.). (2015年12月8日) 2016年1月11日閲覧。
  20. ↑ “20 Best Metal Songs of 2015” (英語). ラウドワイヤー. タウンスクエア・メディア (2015年12月7日). 2016年1月11日閲覧。
  21. ↑ “The 100 greatest metal songs of the 21st century” (英語). メタル・ハマー. 株式会社フューチャー (2021年5月17日). 2026年2月7日閲覧。
  22. ↑ “BABYMETAL、新曲「Road of Resistance」試聴トレーラー公開”. MTVジャパン (バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社). (2015年1月6日) 2015年6月3日閲覧。
  23. ↑ “BABYMETAL「Road of Resistance」のライブミュージックビデオ公開”. Musicman-NET (エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社). (2015年5月7日) 2015年6月3日閲覧。
  24. ↑ “INNI VISION”. INNI VISION. 2015年12月28日閲覧。
  25. ↑ “INNI VISION”. INNI VISION. 2015年12月28日閲覧。
  26. ↑ “2万人の大合唱!BABYMETAL、たまアリで“WODの乱””. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年1月13日) 2019年8月1日閲覧。

外部リンク