Brand New MAID

『Brand New MAID』
BAND-MAID の EP
リリース
ジャンル ロック
レーベル CROWN STONES
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • 平成28年度 日本クラウン アルバムヒット賞[1]
  • 平成28年度 日本クラウン 新人賞[1]
BAND-MAID アルバム 年表
New Beginning
(2015年)
Brand New MAID
(2016年)
Just Bring It
(2017年)
ミュージックビデオ
「the non-fiction days」 - YouTube
「Before Yesterday」 - YouTube
「alone」 - YouTube

『Brand New MAID』(ブランニュー・メイド)は、2016年5月18日に日本クラウンから発売されたBAND-MAIDの3枚目のミニアルバム[2]。2021年11月3日には初回生産限定でレコード盤が発売された[3]。

概要

前作『New Beginning』から約半年というスパンで完成、BAND-MAIDの作品で初めてメジャー流通で販売された[4]。今作品はType AとType Bの仕様違いで販売された(こちらも初の試み)。Type Aは前作同様に紙ジャケット仕様で、収録曲3曲のPV映像を収録したDVDが同梱されている。Type Bは通常のプラケース仕様でDVDは付属せず、代わりにボーナストラックとして前作『New Beginning』収録の楽曲『REAL EXISTENCE』のLive音源が収録されている。ジャケットの写真にも差異があり、表・裏ともメンバーのポージングが異なる写真が使用されている(Type Aのみ、見開き部分にも別の写真がある)。
ゴリゴリのハードロックにキャッチーなメロディを乗せ、ツインボーカルの良さを活かすというBAND-MAIDらしさを継承しつつ、アルバム全体を通して前作以上にヘヴィな曲調に仕上がっている。また、本作では遂にBAND-MAID自身が作詞・作曲をした曲が採用されている(今までも制作自体はしていたが音源化にあたり却下されていた)ことからも、バンドとしての成長が伺える[5]。
今作の発表にあわせて、これまで使用していたバンド名『BAND-MAID®』から『®』を取り、以降は『BAND-MAID』が正式表記になることもアナウンスされた。発売後の同年6月からはアルバム名を冠したLIVEツアーを開催。ワンマンとはいかないながらも約4か月で全国19公演&世界9公演、合計28回に及ぶお給仕を開催。関連作品として同年10月20日、バンドスコア『Brand New MAID』がヤマハミュージックメディアより発売された。全168ページで、スコアの他にもメンバーの手書きアンケートやロングインタビュー等が掲載されている。

収録曲

規格品番:CRCP-40460(Type A)、CRCP-40461(Type B)
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「the non-fiction days」中村彼方大西俊也大西俊也
2.「LOOK AT ME」佐々木美和後藤康二後藤康二
3.「ORDER」佐々木美和徳永暁人徳永暁人
4.「Brand-New Road」山下慎一狼後藤康二後藤康二
5.「YURAGU」小鳩ミク、彩姫山口篤spinstealthspike
6.「FREEDOM」小鳩ミク井口イチロウSCRAMBLES
7.「Before Yesterday」中村彼方岡本仁志岡本仁志
8.「alone」小鳩ミク、彩姫BAND-MAIDBAND-MAID
合計時間:
ボーナス・トラック(Type B のみ)
#タイトル作詞作曲編曲時間
9.「REAL EXISTENCE (Live Ver.)」佐々木美和後藤康二後藤康二
DVD (TYPE A のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「the non-fiction days (Music Video)」  
2.「ORDER (Music Video)」  
3.「alone (Music Video)」  

楽曲解説

  1. the non-fiction days
    • 疾走感あふれるキラーチューン。爆発的に加速するイントロがメジャーデビューの幕開けを感じさせる一曲。青木亮二が監督を務めたMVが、2016年4月8日にYouTubeの公式チャンネルで公開された[6]。撮影場所は鹿島灘(茨城県神栖市)で、波崎海洋研究施設や、当時存在した風力発電の風車が背景に見てとれる。メンバーがクールにパフォーマンスするシーンを中心に構成されたアグレッシブな雰囲気の映像作品となっている[7][8]。
  2. LOOK AT ME
    • ワウを使ったギターリフで始まる、ミディアムテンポのロックナンバー。ブレークを挟んだり間奏でテンポチェンジしたりと展開に変化をつけている。表題を繰り返すサビも印象的。
  3. ORDER
    • 楽曲『Thrill』を軸にメンバー各々が制作に取り組んだハードロックナンバー。意識した譜割りの構成や2番Aメロを小鳩が担当するなど、隠れた共通点がある。アルバムのType A付属のDVDにはこの曲のMVが収録されており、お給仕で同曲を演奏するシーンを用いた臨場感溢れる作品に仕上がっている。こちらの映像は公式YouTubeでは公開されていないので、今作Type Aのみで視聴できるMVとなっている。
  4. Brand-New Road
    • ジャズテイストを盛り込んだ、シャッフルビートが心地よい一曲。過去類を見ないこじゃれたリズム感に溢れた楽曲だが、力強い歌詞とロックサウンドでしっかりとBAND-MAIDテイストとなっている。
  5. YURAGU
    • 楽器隊は比較的シンプルに構成された、ツインボーカルを前面にプッシュした楽曲。本アルバムで初採用となったメンバー作詞の曲の一つ。曲名は日本語の『揺らぐ』をアルファベット表記にしたもので、楽曲の不安定な感じを表現している。
  6. FREEDOM
    • キャッチーなギターリフが繰り返されるお給仕定番曲の一つ。『YURAGU』同様メッセージ性の強い歌詞はメンバー作詞。作曲・編曲にはBiSH等、多くのサウンドプロデュース等を手掛けるチーム陣が携わった。
  7. Before Yesterday
    • 失恋から立ち直っていく様を描いたロックバラード。BAND-MAIDが表現してきた『強い女性像』とは一線を画す歌詞が印象に残る。本作発売から数年後の公式アンケートでも票を獲得するなど根強い人気がある[9]。2016年6月24日にYouTubeの公式チャンネルで公開されたMV[10]は、BAND-MAID初の海外お給仕であるアメリカのシアトルで開催されたイベント『サクラコン』での映像をメインに、現地でのイメージショット等で構成されたものとなっている。
  8. alone
    • 結成3年の集大成となるBAND-MAID作詞作曲の記念すべき1曲目。本作のリード曲としてラストトラックに据えられた。お給仕のセットリストにもよく組み込まれる、思い入れの深い曲となっている。本作のMVも青木亮二が監督を務めており、2016年2月14日にYouTubeの公式チャンネルで公開された[11]。スタジオに並べられたたくさんの機材の中でメンバーがリハーサルで演奏しているイメージで撮影され、間近で見ているような迫真の演奏シーンが詰め込まれている。

脚注

外部リンク