Budgie

Budgie
Budgie Logo
Ravenパネルを伴う典型的Budgieデスクトップのスクリーンショット。
開発元 Ikey Doherty、Joshua StroblおよびSolusプロジェクトチーム
初版 2013年12月7日 (2013-12-07)
最新版
10.10.0 / 2026年1月11日 (2026-01-11)
リポジトリ
プログラミング
言語
対応OS Wayland 搭載のUnix系
対応言語 多言語
種別 デスクトップ環境
ライセンス ライブラリはGNU LGPLv2.1、バイナリはGNU GPLv2
公式サイト buddiesofbudgie.org

BudgieとはGTK(バージョン3.x以上)などのGNOME技術を利用したデスクトップ環境である。BudgieはSolusプロジェクトが開発しているが、Arch Linux、Manjaro、openSUSE Tumbleweed 、Ubuntu Budgieなど多数のコミュニティも開発に貢献している。Budgieのデザインはシンプルさ、ミニマリズムさ、そして優雅さが強調されている。

Budgie(デスクトップ環境)v10.4

アプリケーション

Budgieデスクトップは、GNOMEスタックにタイトに統合されており、その基底にある技術を、別のデスクトップ体験を提供するのに用いている。Budgieのアプリケーションは、通常GTKを使い、GNOMEアプリケーションと同様のヘッダーバーを持つ。Budgieは、ユーザーのシステムの利用に合せて、カテゴリーを移動させたり、メニューの上部によく利用するアプリケーションを移動するなど、効果的にFavorites listを生成する[1]。

歴史

Budgieは最初、Evolve OSという名のLinuxディストリビューションのデフォルトのデスクトップ環境として開発された。Evolve OSの名がSolusに変更された[2]後、Budgieの開発はより弾みがついた。

初期のバージョンのBudgieは、遅く、クラッシュしがちだった[3]。しかし、時間が経つにつれ、スピードと信頼性は向上している[4]。

Budgieのバージョン1は、2014年2月18日にリリースされたほか、バージョン10は2015年12月27日にリリースされている。バージョン付けのスキームが変わったため、2023年現在のリリースは10.8である。

2025年1月にリリースされたバージョン10.10では、Xのサポートを打ち切りWaylandへの移行が行なわれた[5]。

採用

Arch Linux
BudgieはArch Linuxのコミュニティレポジトリで利用可能[6]であり、またArch User Repositryでもbudgie-desktop-gitとして配布されている。
Debian
Budgieは、Debian 9のリリースからDebian安定版のmainレポジトリで利用することができる。
GeckoLinux
openSUSEベースのディストリビューションであるGeckoLinuxは、Budgieを提供する[7]。
Manjaro(Budgieの開発は終了)
2015年11月、Manjaroのコミュニティは、Manjaro Budgie 15.11が利用可能であることをアナウンスした[8]。2016年7月14日には、Manjaro Budgie 16.06.1が利用可能となっている[9]。
openSUSE
BudgieデスクトップはopenSUSE Leap 15.2およびopenSUSE Tumbleweedで利用可能である [10]。
Solus
Solusのプライマリデスクトップ環境はBudgieである[1][11]。
SparkyLinux
BudgieデスクトップはSparkyLinuxの現行リポジトリで利用可能である。
Ubuntu Budgie
Ubuntu Budgieの最初のバージョンは17.04である。これはUbuntuの公式フレーバーであった。Ubuntu Budgie 17.04は、オリジナルのUbuntu 17.04からBudgieがデフォルトのデスクトップ環境である、という点でのみ違っていた[12]。2017年時点で、Ubuntu Budgieは最も人気なUbuntu派生となった[13]。
Void Linux
BudgieデスクトップはVoid Linuxの現行リポジトリ (January 2018) で利用可能である[14]。

関連項目

脚注

  1. 1 2 Watson, J.A. (2017年2月9日). “Hands-on: Solus Linux and the Budgie desktop” (英語). ZDNet. 2017年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
  2. ↑ “Branding” (英語). Solus Project. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
  3. ↑ Ljubuncic, Igor [Dedoimedo] (2015年2月21日). “Budgie desktop—a new kid on the block” (英語). OCS-Mag (Open Content & Software Magazine). 2017年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月17日閲覧。
  4. ↑ Ljubuncic, Igor [Dedoimedo] (2017年8月31日). “Budgie desktop—you shall not pass!” (英語). OCS-Mag (Open Content & Software Magazine). 2017年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月17日閲覧。
  5. ↑ “Budgie 10.10 Released: Officially Migrated From X11 To Wayland” (英語). www.phoronix.com. 2026年1月12日閲覧。
  6. ↑ “budgie-desktop 10.3.1-2” (英語). Arch Linux (2017年7月13日). 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
  7. ↑ “GeckoLinux” (英語). GitHub. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
  8. ↑ Capitani, Stefano (2015年11月2日). “Manjaro Budgie 15.11 released” (英語). GitHub. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
  9. ↑ Capitani, Stefano (2016年6月). “Manjaro Budgie 16.06.1” (英語). Manjaro Linux Forum. 2017年9月11日閲覧。
  10. ↑ “Portal:Budgie - openSUSE Wiki”. en.opensuse.org. 2020年10月2日閲覧。
  11. ↑ “Solus [home page]” (英語). Solus Project. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
  12. ↑ Lynch, Jim (2017年4月19日). “Ubuntu Budgie 17.04 review” (英語). InfoWorld. 2017年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月12日閲覧。
  13. ↑ Hartley, Matt (2017年6月21日). “Best Linux distro: Linux experts rate distros” (英語). Datamation. 2017年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月12日閲覧。
  14. ↑ “void-packages/srcpkgs/budgie-desktop at master · voidlinux/void-packages · GitHub”. 2018年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月25日閲覧。

外部リンク